ワイヤーアクションゲームを作りました

両手から出るワイヤーで洞窟を進み、どこかにあるゴールを目指すワイヤーアクションゲーム “Wired Runner” を公開しました。
JavaScript+WebGLで作ったのでスマートフォン等からでも遊べます。制作期間は1ヵ月ほどです。

クリア後、またはゲームオーバー後の “Tweet your ghost” をクリックすると自分のリプレイゴーストを共有することができます。面白いプレイができたらぜひTweetしてください。

>> Play “Wired Runner”

 

小話

元々2週間くらいでミニゲームを完成させる予定だったのですが、いつものように構想が膨らんで完成までに1ヵ月程度かかってしまいました。お蔵入りにならなくてよかったです。

柔らかい物体+アクションゲームという点では BUBBLIN ! の後継作のような感じですが、Java Applet から JavaScript+WebGL に移行したことでシェーダが使えるようになり、CPUの負荷が軽減されると同時に表現の幅が広がりました。さよならマーチングキューブ……

当たり判定には相変わらず SDF (Signed Distance Field) を使っています。ワイヤーと地形の間にも当たり判定があるため、うまいこと打つとワイヤーが地形に巻き付きます(巻き付くと困る場合も多いですが……)。これは結構珍しいんじゃないでしょうか。
また、物理演算の肝となるロープの計算には 粒子法による弾性体シミュレーション に出てくるバネと同じ方法を使っています。汎用性が高すぎてこればっかりになりそう。

ちなみにロボットゲーの方は現在JavaScript+WebGL版への移植が進んでいます。
かなり時間がかかりそうですが気長にお待ちいただければと思います。

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